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プラスチックモデルキット
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【実機について】
第1次世界大戦で航空機は新たな戦力として大きな注目を集め、進化を遂げました。
ドイツの航空機メーカー、ファルツ航空機製造会社が最初に製作した自社設計による戦闘機がファルツD.IIIです。
1917年6月に初飛行に成功すると同年8月には配備が開始されました。
エンジンはメルセデスの液冷直列6気筒を搭載。機体は合板外皮のセミモノコック構造を採用しているのが特徴で、武装には7.92mmLMG08/15シュバンダウ機銃2機を装備していました。
とびぬけた性能ではなかったものの急降下性能に優れ、連合国軍の偵察気球の攻撃などに利用され、ドイツの制空権確保に活躍したのです。
【キットについて】
既存のキットをベースにレジンパーツやエッチングパーツのディテールアップ部品を加えて、ファルツD.IIIをリアルに再現。
実際の西部戦線で活躍した機体のほか1966年にイギリスで制作された映画「ブルーマックス」の主人公の愛機仕様、そして、ジャック・ハンターの小説「ブルーマックス」でブルーノ・スタッヘル中尉が搭乗した機体の3タイプの中から選んで組み立てることができます。
機体のスタイルはもちろん、表面のファブリックの微妙な質感までスケール感たっぷりに再現。
外観だけでなく、機首にはメルセデスエンジンをモデル化。コクピットもフルディテールで再現しました。
さらに、コクピットの計器パネルや機銃の銃口、弾薬マガジン、エンジン上部フェアリングなど、レジンやエッチングのディテールアップパーツやコンバージョンパーツも豊富にセット。ベテランモデラーには腕の振るいがいも十分です。
加えて、第1次世界大戦を舞台にドイツ軍パイロットの活躍を描いた映画「ブルーマックス」の登場人物からジョージ・ペパードが演じるブルーノ・スタッヘル少尉とウルスラ・アンドレス演じるカエティ伯爵夫人の2体のフィギュアもセット。ディスプレイの楽しみも広がります。
マーキングは映画「ブルーマックス」でスタッヘル中尉が搭乗する映画版D.IIIとジャック・ハンターの小説版「ブルーマックス」でスタッヘル中尉が搭乗する4201/17、そして、1918年の1月、西部戦線での第15戦闘機隊所属のハインリッヒ・アルンツェン中尉が搭乗した4059/17の3種類から選ぶことができます。
映画版の機体に施されたローゼンジパターンと呼ばれる菱形の模様をあしらったカモフラージュ塗装もイタリアのカルトグラフ社製デカールでセットしました。
複葉機、第1次大戦機ファンには見逃せないモデルです。
プラモデルキット
